日本モリマー株式会社(代表取締役社長:森 修平)は、和歌山県「企業の森」事業に参画します。
カーボンニュートラルにつながる活動として、初めての森林保全活動に取り組みます。

和歌山県「企業の森」とは、企業や団体の皆さまにサステナビリティ(持続可能な社会・環境貢献等)活動や地域との交流活動の一環として、和歌山県内の森林環境保全に様々なカタチで取り組んでいただく事業です。全国に先駆け2002(平成14)年から独自の仕組みで「企業の森」を実施し、これまでたくさんの森が育ってきました。日本モリマーは本日3月25日、和歌山県庁にて実施した調印式において、日本モリマー株式会社・和歌山県・白浜町の三者で「森林保全・管理協定」を締結しました。

日本モリマーは、白浜町の森林を保全するため、令和6年より間伐(間引き)を行います。林木の密度を調節して残った木の生育を良くするため、森林内の林木の一部を伐採する作業で、CO2の吸収量を大幅に増加させる取組みです。令和6年度、4.28haの間伐を行い,25トンのCO2吸収を見込んでいます。

■森林保全活動の概要

(1)活動地: 森林の名称「日本モリマーグループの森」 
       和歌山県西牟婁郡白浜町安居1178、1179、1180

(2)実施計画:令和6年春から間伐を開始し 10年間活動予定
        (初年度:間伐 2年目~:林内巡視)
        現場管理については大辺路森林組合に委託する

3月25日開催の調印式にて、以下のコメントをいただいています。

和歌山県知事 岸本周平(きしもと しゅうへい)様

今回、グローバルに事業展開されている「日本モリマー株式会社」様に、和歌山県の「企業の森」に参画頂きまして、大変喜んでおります。県の80%が森林である和歌山県は「脱炭素」先進県を目指して、このような取組を継続しており、今回の「森林保全・管理協定」を結んで頂いた事に大変感謝申し上げます。今回は3人の「しゅうへい」さん(大辺路森林組合 代表理事組合長の三本 修平様 日本モリマー株式会社 代表取締役社長 森 修平様と私 岸本 周平)が揃い、何か強い縁を感じますと共に「しゅうへいトリオ」で取組んで参りたいと思います。
また 社員の皆様にも伐採活動等を通じて是非地元との交流をして頂きたく存じます。
今後とも何卒 宜しくお願い致します。

白浜町長 井澗 誠 (いたに まこと)様

本日、和歌山県様、日本モリマー株式会社様、白浜町と「森林保全・管理協定」を調印させて頂きました。本当に心強く嬉しく思います。白浜町として今回4社目の協定となりますが、今後とも森林保全・活用に全力で取組んで参ります。白浜町は風光明媚で観光地としても有名ですが、SDGsの推進や2050年、カーボンニュートラルを視野に入れて、今後とも森林の活用を継続していきたいと思っております。
引き続き、和歌山県様、日本モリマー株式会社様のご支援をよろしくお願いいたします。
本日は誠にありがとうございました。

日本モリマー代表取締役社長 森 修平のコメントは以下のとおりです。

この度 「企業の森」に参画させて頂きありがとうございます。大変光栄でございます。

和歌山県様の森林保全の取組とお考えに賛同して、今回参画させて頂く事になりました。
日本モリマーは、浴槽・洗面等の住宅設備や自動車部品、メディカル関連と各種分野でプラスティック製品を供給させて頂いている大阪本社の会社です。プラスティックは「軽量化」によりCO2削減など地球環境に貢献できる製品であると信念を持って事業活動を行っております。ここ数年、サステナビリティ経営推進を準備し、今年4月より始まる新規「中期経営計画」にて本格的にその取り組みをスタート致します。
その「第1弾」として和歌山県様の「企業の森」に参画させて頂く事になりました。和歌山県様 白浜町様 大辺路森林組合様、土地所有者の「廣本 喜亮(ひろもと きすけ)様と長いおつきあいを通して、地球環境保護に貢献していきたいと思います。

何卒 よろしくお願い申し上げます。